現在、清水港に着岸している「ちきゅう」まで、試料採取用のサンプルケースを届けました。IODPの第386次研究航海で、昨年「かいめい」が採取した海底堆積物(コア試料)からサブサンプルを取るためにこのケースが使われます。「ちきゅう」の研究区画に運び込まれたコア試料は、1ケ月ほどかけて詳細な分析が行われるそうです。なお、第386次研究航海では、海底掘削の世界記録が2つもあります。今までで最も深い8,023 mの海底にある場所で掘削したことと、そのコア試料は、8,060.74 mbsl (海水面からの距離)の深さで採れたことです。
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