2020年8月末にAgico社製の帯磁率異方性測定装置が、研究機関に新しく導入されました。
この装置(MFK2-FA)の特徴は、岩石などの中に含まれる弱い磁力を測定して、粒子の配列を解析することにより、過去の岩石などの様子を調べる装置です。マグマの流れや岩石の変成や変形の調査も可能になります。今回は、測定がより短時間で行える3D ローテーターも一緒に導入されました。

今年は、新型コロナの影響を受けて、チェコのAgico社からエンジニアが来日して設置することはできませんでしたが、メーカーのサポートを受けながらステインズで納入を完了することができました。

ステインズは、研究用測定器を通して、研究が発展しその成果がひろく人々の暮らしに役立つことを願っています。
MFK2-FA system with 3D Rotator
MFK2-FA (Coil unit) with Standard Rotator
Sample Data